特急車両救出作戦

今年の夏の終わり頃、紀伊半島を襲った台風12号は広い範囲で大雨となり観測記録を大幅に上回る雨量により甚大な被害をもたらした。
鉄道網も大きな被害を受け、那智川の増水により橋梁が流失し運休となった。
この影響により特急車両3編成が新宮の車両基地に取り残され3ヶ月弱、車両の遣り繰りが付かず特急列車の減便。
この打開策として新宮から三重県管内の紀勢本線を通じ名古屋、京都へと経由し車庫に戻す計画が立てられた。
総距離400km弱の道のりを如何に運ぶか!?そのプロジェクトが今月9日から始まった。
9日に吹田を発った救援用の車両は稲沢に到着、その翌日、非電化区間である紀勢本線をひたすら南下し新宮へ向かう列車が走った。
列車は名古屋の都心から四日市、津の街を抜け松坂から少し南下した櫛田川橋梁に差し掛かった。
紀勢本線

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さらに、列車は南下し荷坂峠を降りると海沿いを走り尾鷲を過ぎると、三方を山々に囲まれた険しい道のりを行く。
その、途中で定期貨物列車とのすれ違いの為に九鬼駅で小休止をする。
陽が沈みかける直前、貨物列車は救援列車の横を通過して行くのであった。
紀勢本線

こうして、走り抜けた列車は新宮の車両基地へ到着し、12日の晩から3回に分けて列車を運び出すのである。
その第一陣として、12日はオーシャンアロー号を運び出す為の編成が組まれ、大阪の車両基地に向けて出発した。
道中、何度か交換列車や運転都合で停車を繰り返すが、私たちはローカルな駅である三野瀬駅で待つ事にした。
列車が到着する時間に近づくにつれ撮影者や町の人々の見学者が集まり、列車が到着する頃には取材陣もスタンバイしており駅構内を見渡す限り総勢50名程の人が集まっていた。
紀勢本線

撮影者はしかり近所の方々もカメラを取り出し、夜の小さな駅は撮影会状態となった。
こうして、見送られた列車はやがて信号が青となり大阪へ向けて帰郷するのであった。
名古屋から大阪までの列車の画像は"対照なる鉄道を撮る"kazuさんのBlogにて見ることが出来ます。

同行された皆様、おおきにです!
Diesel Power まりも207さん

comment

Secre

No title

櫛田川の鉄橋
サイドで撮ったんですね。。。。。。
綺麗に水鏡になってカッコイイですね。。。

三野瀬と九鬼の停車
自分も
こういう風に撮りたかったです。。。。

なかなか見られないので
すごい記録になったかと思います。

No title

むらちゅうさん、エエ記録になりました。
三野瀬の丘からの撮影は!?でしたが(爆)
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